ヨーロッパ系品種
フランスが原産であるが世界中で栽培され、特に近年ではニュージーランド産のワインは香りがとても強く表現されているワインが多い。アメリカではフュメブラン、ドイツやオーストリアではムスカットシルヴァーナの名も有する。
グレープフルーツ、パッションフルーツ、ハーブ(青草)、カシスの芽などの香りを構成するメルカプトヘキサノール(チオール系:硫黄化合物)が主体的。
白品種の中でもはつらつとした印象が強く、分かりやすい品種。
安心院ワインではパッションフルーツなどの南国のフルーツの印象に若干、金属的な(還元的な)香りも含まれる。