杜のワイナリーから、
赤と白の芳醇をお届けします。
光が変われば、味わいが変わり、
土が異なれば、味わいが異なる。
ワインは原料のブドウを育む風土からの大きな贈り物です。
ここ安心院は霧深い盆地。
「安心院葡萄酒工房」はこの地特有の
温度差の激しい気候を活かし良質のブドウを育て、
芳醇なワインを醸すワイナリーです。
杜のワイナリーから、赤と白の芳醇をお届けします。
歴史的背景
大分県北部宇佐市は、瀬戸内気候の為、降雨量が非常に少ない地域で農業を行う上で、干ばつが問題視される地域でした。1964年から宇佐平野への供給水源となる駅館川(やっかんがわ)を活用した農業水利事業と更に国営の農地開発事業【安心院(あじむ)町を含む中山間地】の593haに及ぶ広大な開発事業が開始されました。安心院町の気候的な条件と中山間地で収益性の上がる作物としてぶどうが作付けされ西日本有数のぶどう生産地域としての産地形成が行われる事になります。
安心院町でぶどうの収穫が始まるのを受けて1971年に果実酒製造免許を取得して「アジムワイン」の生産を開始させました。脈々とワインの生産は継続しながら、ぶどう産地でのワイン生産と多くのお客様へワインの楽しさをお伝えする為に2001年に安心院町内に安心院葡萄酒工房を設立させました。外国産の原料も利用しながら生産していましたが、2006年に安心院町産のぶどうのみを利用したワイン生産にシフトさせ、更に2011年からは、自社畑の拡張を始めています。ワイン専用品種を多種栽培し安心院町(温暖な地域)に適したぶどう品種の選定を含めた品質向上を目指して取り組んでいます。
※安心院町(あじむまち):安心院盆地は湖から陸化した湖底平野で盆地湖が干潟になり葦(あし)が群生していたために、「葦生(あじぶ)」と呼ばれ、また、宇佐神宮の倉院がおかれたこともあり安心院(あじむ)となったとの説有(安心院観光協会資料より)
安心院ワインのあゆみ
1971年 8月 | 果実酒製造免許取得 |
---|---|
1974年 6月 | 果実酒「アジムワイン」発売 |
2001年10月 | 安心院葡萄酒工房設立 |
2010年 1月 | 農業生産法人 株式会社石和田産業設立 |
2010年 3月 | 下毛地区(ワイナリー隣接地)の造成開始 |
2011年 3月 | 自社農園「あじむの丘農園」下毛圃場でブドウ栽培開始 |
2012年10月 | JGAP認証取得(あじむの丘農園:ブドウ栽培) |
2015年11月 | FSSC22000認証取得(果実酒・ブランデー・リキュール製造) |
2016年 3月 | 自社農園「あじむの丘農園」下毛圃場を拡張 |
2016年 9月 | 矢津地区の造成開始 |
2018年 3月 | 自社農園「あじむの丘農園」矢津圃場でブドウ栽培開始(3ヵ年で植栽) |
2019年 7月 | 大見尾地区の造成開始 |
2021年 3月 | 自社農園「あじむの丘農園」大見尾圃場でブドウ栽培開始(3ヵ年で植栽) |